町政の課題に関しては、議会の高齢化と書きました。
佐用町議会に限った話ではありませんが、議会が高齢化すると、議会の活動の活発さが失われていきます。
事実、病気や身体の衰えにより、議員を任期途中で辞める方もおられます。
議会は町政の両輪の片方ですから、町政を前へ進めていくためには、議員の健康はとても大切ですし、活発さも重要となります。それがベースにあるから、しっかり進んでいけるのです。
議会は、皆様の代表です。議会は健康で、しっかり活動出来る。皆様の規範となるべきと思います。
前回の佐用町議会スタート時は、平均約62歳でした。
今回の選挙後がどうなるかが、とても気になっています。
(追記 2022年の町議選の投票日の翌日の新聞記載の年齢での計算では、平均62.71歳でした。)
恒常的な若返りを行えるよう、今後、若い人が議員を志すかどうかは、
・議員とはどんな仕事で、何をするのか。どうするのか。どうやれるのか。
・選挙とは何か。どうやるのか。どうやれるのか。
こういったことを”伝えていく”かどうかにかかっていると思います。
議員を志すかどうかは、思いだけではなく、情報も必要だと思います。情報は、有ればよいというものではありません。伝わらなければ、現状は変わりません。
今の時代、いろいろな仕事において、「適正のある人が、OJTで学んでいく」ような時代。
「議決権のみの議員」と、「議決権があり議員立法や質問ができる議員」の二つに分ける。そういう形にするのも一つの可能性なのではないかと思っています。
コンパクトシティーに関しては、×。
コンパクトシティー構想自体が、佐用町のようなところではなく、もう少し都市部を想定しているものです。
都市部の開発を郊外に回さず、中心部に商業施設や住宅を設置し、周辺部に農地を残すというのがコンパクトシティーです。
https://www.kurume-it.ac.jp/future/compact-city
この記事の事例でも書いてありますが、大分県大分市や、富山県富山市などの規模が想定されている構想です。
佐用町において、今ばらけている人口を中心に集めることは非現実的。ほぼ不可能だと思います。山や農地の管理の都合上、集める必要もないと思います。
今後30年を考える中では、スマートシティ構想の方を検討すべきかと思います。
最後に、議員定数に関しては、上にも書きましたが、「議決権のみの議員(例:自治会長など地域の代表)」と、「議決権があり議員立法や質問ができる議員」の二つに分け、「議決権があり議員立法や質問ができる議員」の定数を減らすことができればよいように思います。
そうすると、仕事量と賃金の不均衡が生まれます。「議決権のみの議員」の議員報酬は下げ、「議決権があり議員立法や質問ができる議員」の議員報酬は上げることで、不均衡を是正する必要はあると思います。
ただ、法的に可能なのかというところは、まだ考慮していません。
皆様のご意見、お待ちしております。よろしくお願いいたします。